「琳派の燕子花を描くワークショップ」/九州国立博物館・クリーブランド美術館展



九州国立博物館で8/31日まで開催されています「クリーブランド美術館展」
展示中の企画として、企画展示課の学芸員、鷲頭さんの企画で、
日本画ワークアショップを開催しました。
題して「琳派の燕子花を描く」
水干絵の具は、京都の彩雲堂さん
岩絵具と膠、胡粉、諸々の画材道具は福岡の山本文房堂さんへ
材料をお願いしました。

色紙の彩色用として、完成見本品をあらかじめ制作し、
燕子花の絵を描いた草稿をコピーし、草稿(下絵)として、皆さんに使って頂きました。

 



渡辺始興の「燕子花絵図屏風」から、選んだ一部をトレースし
下絵として作りましたが、画風の印象は簡略デザイン化されてはいるものの、
沢山の写生をしたものをベースに作っていること、
右隻と左隻では、写生のレベルが違う事など(右隻の方が写生レベルが高い)色々な発見がありました。
狩野派のように、写生帳から起こした同じ図案を使い回し制作している感じは受けませんでした。
写生に重きを置いて作っている感を受け、勉強になり
面白い企画を頂いて、私もやりがいのある仕事となりました。
又、できあがった方から順に展示室へと移動し、渡辺始興の「燕子花図屏風」を学芸員さんの案内のもと
自分の描いた部分を確認できるというお楽しみもあり、内容の濃いワークショップだったことと思います。


8/22日  子供の部  


8/23日  大人の部  応募54名だったそうで厳正な抽選の結果、
参加された10名の方々でした、ありがとうございました。



学芸部企画課の鷲頭さん、学芸部文化財資料管理室の畑さん、
学芸部博物館学課の秋山さん、
交流課の池内さん、スタッフの皆様、誠にお世話になりました、ありがとうございました。
急遽お手伝いしてくれた、修復室の今泉さんもありがとうございました。


 

 
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九州国立博物館・クリーブランド美術館展







2014年 7/3(火)〜8/31(日)
太宰府の、九州国立博物館で開催されています、

「クリーブランド美術館展/夏いちばんの日本美術」
http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s36.html

open 9:30〜17:00(入場は16:30まで)
休館日/祝日以外の月曜日


展示中の企画として、一般向けの日本画材ワークショップをいたします。


展示中の、渡辺始興「燕子花図屏風」  江戸時代・18世紀 
を図案として、伝統的な日本画材を(墨・膠・胡粉・水干絵具・岩絵具、等)を使い、彩色します。
同じ図案を使っても、ひとり一人の燕子花の色紙作品が、出来ると思います。

「琳派の燕子花を描く」ワークショップ
http://www.kyuhaku.jp/event/event-140422.html

*ワークショップの募集は終了しています。
沢山のご応募だったそうで、ありがとうございます。




先週日曜日、私も展示を観覧しましたが、
アメリカの五大湖そばの地方都市にあるクリーブランド術館は、日本美術のコレクションを時代ごとに幅広く所蔵している美術館だそうで、今回の九州国立博物館での企画展示は、
多様な所蔵品を活かし、平安・鎌倉・室町・江戸・明治と、時代ごとの展示がされていて、とてもわかりやすい面白く観れるよう工夫された展示となっていました。

照明が刻々変化する設定での屏風展示や、他の屏風や絵巻などでも線の大胆さと、繊細さ、
色の残り具合の美しさなど、保存の良さを目のあたりに出来ると同時に、
同じ時代の作品や、日本とクリーブランドでの元々一対だった物がばらばらになって所蔵されて日本に残っている物も、上の階の常設特別展示室で楽しめるような工夫もしてあり、見応えがありました。

時代ごとによる展示は、中国大陸からの影響の時代や、新しい技法を模索していく時代など
日本美術の流れがわかりやすくまとめてあります。

最後の部屋には、ピカソ、モネ、ルソー、モリゾ、などの所蔵品も少量ですが展示され、
クリーブランド美術館所蔵品の豊かさの一端と、印象派に多大な影響を与えた、西洋絵画への日本美術からの影響があった時代を思い起こさせました。

個人的には
室町時代の厩図屏風と、雪舟の対の小さな花鳥画軸と、描き人名無しの薄図屏風、相阿弥の山水図、
鎌倉時代の二河白道図など、
江戸時代、室町時代の様々な屏風や、俵屋宗達工房の雷神図屏風なども見応えありました。
たっぷり楽しめます。


期間中に、私も、もう一度行こうと思っています。


 




 

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福たび 8/2 「夏の博多で日本画彩色体験」


「福たび」博多で日本の文化を体験
福岡の魅力をより深く知ることができる“福岡発着の体験・まち歩き”プログラム。
 
夏の花図案を、日本画の絵の具で彩色します!
http://yokanavi.com/jp/fukutabi/program_detail/1233


九州国立博物館の「クリーブランド美術館展」で8月23日(土)24日(日)の2日間で行われます
「日本画/琳派体験ワークショップ」・・大判金箔色紙にクリーブランド美術館所蔵品の燕子花の絵柄で彩色。
に先駆けまして、
8/2(土)13:30〜アトリエ穂音にて、<福たび>/ミニ金箔色紙への日本画彩色 体験  を開催します。
詳細は上記のHPへどうぞ。
博多座前にあります和菓子屋「鈴懸」の和菓子と共に冷たい緑茶で、お茶タイムもございます。

ご参加は予約制にて、8/1日までの募集となっております。
今回は桔梗の絵柄図案をご用意いたしております。
 
※アトリエ穂音生徒の作品を、参考写真に使わせていただきました。
 
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アトリエ穂音・日本画教室 

昨日は、アトリエ穂音の生徒さんと一緒に、前回LANDSHIPワークショップ続き
をお一人が受けてくれました。
(他の方は11/20(水)15:00〜、又、LANDSHIPで続きの彩色をいたします)
コルクのコースターにデザインし、彩色をし、完成できました。
自分で水干絵の具を作る、楽しい時間でした!

足を運んでいただいてありがとうございましたー。

 
ワークショップ2回目とはいえ、水干絵具の練り溶きが塩梅よくいきましたね。
デザイン・アイディアもセンスありますね〜。

可愛いのが出来ました!


 穂音の生徒は、12月の教室作品展に向けて「金屏風」に描いています。
なので、まだ秘密です、お楽しみに〜。
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日本画絵具で描くワークショップ

10/30(水)15:00〜18:00まで
福間市のLANDSHIPにて「日本画絵具で描くワークショップ」を行いました。

海が目の前すぐ、浜辺に建つ、心地の良い空間のcafeです。
筆のウオーミングアップのあとは、ドリンクと今日の美味しいスイーツでくつろいで貰って
それから、筆あそびをしながら、徐々に筆の使い方を練習していきました。
参加の皆さん、筆がスムーズに動き
波の音を聴きながら筆を動かす心地よさを味わっていただけたようです。


だんだんと日が傾いてきて、夕陽に海が照らされる、マジックアワー。
その日は雲が厚く、紫銀末色。
その合間を、茜色の夕陽、まるで落ちる寸前の線香花火の様でした。
本当にここは、来る度に、違う表情を見せて貰えます。



 

 
今回はコースターに描いて貰う予定でしたが、思わぬアクシデントあり、
急遽、チーフスタッフのhiloちゃんが貝殻を提供してくれました。
水干絵具を膠で各自溶いて作った絵の具を使って、
その日経験した筆遣いで白い貝殻に描いて貰い
素敵なお土産が出来ました。
ちなみに日本画材の水干絵具(すいひえのぐ)とは、
貝殻から作られた「胡粉」(ごふん)と言う白粉をベースにし、
顔料や染料を入れ作られたものです。

 



 

 


 
完成しました!それぞれが、今日の練習した筆の使い方を使いつつ色で表現
素敵です!
 


 

夜は、大阪より「ナオユキ」漫談LIVE、 とんちピクルス(唄・ウクレレ)、zerokich(ウクレレ)
盛りだくさんの、投げ銭LIVE
参加者の方、皆さんに一日中楽しんで貰えました。




 


 
スイーツのメニューは、柚子カスタードケーキ、ガトーショコラ、豆乳プリン
hiloちゃん、ありがとうございました。美味しかったです!
次回、引き続き、コルクのコースターに描く作業を、
11/20日(水)15:00〜17:00に、LANDSHIPで行います。お楽しみに!


 
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ワークショップ体験教室

 福間の宮地浜の海岸にあります 
LANDSHIP CAFEにて
http://landshipcafe.com/access.html

秋に日本画の出張教室をするお話を頂いて、その企画者のHちゃんが、大阪のお友達と共に、ワークショップ体験をしておきたいとアトリエ穂音まで、やってきてくれました。



墨と筆でウオーミングアップのあとに
筆遊びをして、今日は筆の運びを練習しつつ、お魚や金魚を描いて貰いました。



水干絵具似膠をいれて、自分で溶き練って絵の具を調合し、
うす墨で魚の形を描きいれたところへ、
彩色していきます。


まるでお魚の群れが木目の海面からジャンプしてるようです。
素敵に出来ましたね〜。



こちらも素敵に、いい感じで、ダイヤとスペードのように金魚たちが出来ました。



Hちゃん、sちゃん、お疲れ様でした〜。




夕方からは平日の夜の穂音教室
今日は3人の日、あともう一人は、流しの方に絵の具皿を洗いに行っています〜。





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望雲/日本画材ワークショップ「桐箱に描く日本の文様」








福岡市渡辺2丁目にあります、待鳥ビル5階のクラフトのギャラリーショップ「望雲」さんにて、
6/15日(土)14:00〜17:00まで
桐箱に日本画材で描く日本の文様を描くワークショップを、定員8名で
楽しくやらせていただきました。

受講者の皆さんには、
私が、日本の古い文様からアレンジし描いた図案から、それぞれ皆さんの自由に省略やアレンジをして頂いて、
色も自分で選んで貰い、 オリジナルに楽しみながら完成することが出来ました。

お疲れ様でした!



日本画材の水干絵具と膠を使い、図案を写してから、膠と水干を溶き練り、水を入れて調合しそれぞれが調合した水干絵具で塗って貰いました。
皆さん上手に図案を写し、水干も上手に溶き練って絵の具を作っていましたよ。





「望雲」展示スペースは5階ですが、ワークショップは3階のお部屋で、今回ありました。





参加された皆さんの完成した桐箱です。

とても素敵ですね!


















皆さん、筆の練習と筆の運びを学んでからの制作でした。
ありがとうございました。お疲れ様でした。





<ワークショップと教室の違いとは?>

ワークショップでは、基本の日本画制作の手順をふまえて
伝統的な日本画用絵具と使用法を、体験します。

日本画教室では、植物スケッチなどもやりながら、生活の中に活かせるよう
ゆっくり日本画材に親しんでいきます。

「望雲」さんの5階の畳敷きのギャラリースペースにて、
 月1回 日本画を楽しむ教室があります。
 今月は6/23日(水)となります。
  3500円(望雲さんがお茶とお菓子を出してくださいます)
 ご興味あればどうぞ、ご参加下さい。




*他の教室 /川端・アトリエ穂音、薬院・cafeソネス、若久・自宅教室は、
  予約制・月2回の月謝制となっています。
*大名の(地下鉄赤坂駅すぐ)山本文房堂アートスクール
 「基礎からの日本画」教室は会員制です。第2・4の日曜13:00〜/月2回


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「天神のひな祭り」



3/3のおひな祭り 警固神社にて<和塾>

天神のひな祭実行委員会さんの主催する、
3/1〜3まで天神で回されました「天神のひな祭」イベントでの
<和塾>の中の1つ、
「日本画材の水干絵具で絵付けする和びな」ワークショップが
警固神社の神徳殿「東遊」の間にて開催されました。

おひな様の土台とミニぼんぼりは、前もって私が、軽量石膏粘土で作って乾燥させて持ってきたものです。

今日は、水干絵具を膠で練り溶き、水を入れて調整していただいて、作った絵具で
その和びなへ絵付けをして頂きました。

同じ運筆の練習をして、筆遊びを利用して絵付けするおひな様を楽しんで貰いましたが、
それぞれに可愛い、その人らしい個性のある おひな様が、素敵に、できあがりました。

参加された皆様、お疲れ様でした。
本当に、楽しい時間を、ありがとうございました。


指導/比佐水音



広々とした会場でした。着物姿のお客様も、、。



お年寄りから小学生まで、幅の広い年齢層の方達が、参加してくれました。


さてさて、皆様の完成品です。
素敵ですよー。


盆栽をバックに写真撮影。
いい感じですー。



これは小学生1年女の子が絵付けしました。
上手です!




ちょっとけんか中の、お内裏様と、おひな様?




お顔の小さいお内裏様と、お顔の大きいおひな様




ふくよかで、可愛らしいですね〜。






おひげの将軍と、おしゃれなおひな様




ちょっぴり韓流のお内裏様
おひな様は、なにかひそひそ話をしてそうです。




お内裏様の方を、ちょっと振り向き加減のおひな様






これは山本文房堂、アートスクールで私が教えています「基礎からの日本画」教室生徒さんです。
まるでキャラクターのような、おひな様ですー。



皆さん楽しんで、全員上手に描けていました!
同じ筆運びの仕方で描いたにもかかわらず、
それぞれに、個性がちゃんと出ているところが、素敵です。
私も、大変楽しい時間でした。

ありがとうございました。


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日本画・出張ワークショップ










7月終わりの、桐箱に日本の文様を描くワークショップの様子が会場だった「pigment」さんのブログにて、丁寧に詳しくアップして下さっていましたので、どうぞ。
http://blog.pigm-t.com/?month=201208 
お抹茶と、作業のお手伝いをしてくれた、生徒のHさんや、ワークショップ講座に参加してくれた穂音の生徒さんも、写っていますよ〜。



日本の古来からの文様から好きな物を選んで貰って、
文様を写してから、選んだ色の水干絵具に膠を混ぜ溶き作り、筆で水干絵具を塗って貰いました。
受講していただいた皆様
本当にありがとうございました。

お抹茶は、京都・寺町、一保堂の「初昔」
お菓子は、福岡・博多の「松屋」くずまんじゅうと、あん入り生麩饅頭
浴衣姿でお手伝いと、お抹茶を点ててくれたのは、穂音教室・生徒のハマナさんでした。
お疲れ様でしたね。




皆さん、お一人で参加の、お互いが初対面の方ばかりでしたが、
なごやかに始まりました。






まずは道具の説明から、次ぎに墨のおろしかたと筆の運びを、絵遊びしながら、練習していきます。





実際に体験してもらい
水干絵具を膠(にかわ)で混ぜ溶きおろしているところです。
このあと、幾つかの中から自分が選んだ日本の文様を桐箱へ、構図デザインを決めて転写し、
いよいよ彩色していきます。





皆さんの完成品をアップしますね。



「五徳釜式紋」  
実は簡単そうに見えて一番筆のテクニックがいります。でも、素敵なものが出来ました。



「山雀文様」
家具デザイナーだけあって、さすがにこなれていました。筆での表現タッチが上手でしたよ。
配置も良い塩梅ですね。



「七宝文様」 
色を違えて北欧風に見えるところが配色の妙でしたね。構図もおしゃれ
良い感じに出来ています。




「千鳥」
これは構図に遊び心を入れて、愛らしくできましたね。帯留めなど入れたら素敵ですね。
夏らしく涼しげな配色です。



「七宝文様」
これも一部のみの配色を変えて、構図にもデザイン性がありますよね。
又、朝顔のようにも見えて素敵でしたよ。





お疲れ様でした!
「pigment」の鍋田さん達と一緒に、心地よい椅子や机のおかげもあって
受講者の皆さん達も、お茶の時間を楽しく過ごせましたよね。
ありがとうございました。

又あそこのお店にも、寄られてみてくださいね。




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日本画の絵具と技法で描く風鈴短冊






 日本画の絵具と技法で描く、風鈴の短冊
「ママとこどものアートじかん」プロジェクト実行委員会 http://www1.bbiq.jp/mom-art/
が、主宰するアート講座に
今回、講座の講師としてよんで頂きました。

*講座の様子をレポートして頂いてます。
http://mom-art.blogspot.jp/2012/06/blog-post_27.html


8人の参加者は、その中5人が、お子さん連れのママ達ですが、
同じスペースの中で、子ども達を主宰の皆さんが見てくれているおかげもあり
集中してお母さん方が、筆の楽しさを体験されていたようです。
基本的な運筆の練習をしたあとに
水干絵具を、実際に膠で溶いて貰い作っていただいて
最後には構図も考えたあとに、短冊へ。
墨と水干絵具の白緑と緑青と桃色で
思い思いの色配分で、その日練習して貰った筆の運びを使って描ける撫子や森の風景などを
デザインとして短冊へ描いて貰いました。

2時間、あっと言う間でしたが、一緒に楽しく過ごしました。
時折ふと下を見ると、足下に寄ってきて見上げている小さな子供達もいて、とても又可愛らしかったです。





奥の畳の部屋では、「ママとこどものアートじかん」主宰スタッフの皆さんが
赤ちゃんの面倒を見てくれています。





          さて、出来上がりです。それぞれ同じ形の運筆練習をして描きましたが、
          構図や配色で、それぞれの個性が出ています。

        
            運筆での、花びらの表現と、風に揺れる撫子らしい風情を
            出していますね


        
                     涼しげに、品良くできあがっていますよ


        
              夜の森の風景が、かわいらしい表情にできあがりました
 


        
                 線の使い方が勢いがあり、清涼感が出ていますね



        
            いかにも撫子らしい雰囲気がでていますね、余白が効いています


 
        
               はかなげで、風に舞う姿がきっと可愛らしいと思いますよ



        
             撫子の運筆を応用して、星形の花びらも表現されてますね



        
          森の月夜を、墨の濃淡を使って、運筆の練習を活かしてますよね



               皆様、今年の夏は風鈴の音で涼んでくださいね。


   「ママとこどものアートじかん」の原田さんはじめスタッフの皆様、お疲れ様でした
   ありがとうございました。

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アトリエ穂音 blog