お知らせが遅くなりましたが、昨年末発行された
福岡市文化芸術振興財団 機関誌より取材していただきました。http://www.ffac.or.jp/wa_organ/backno2016.html
目次ページに記事が記載されています。
インタビュー形式で丁寧に取材して頂き、
関係者の方々には、大変お世話になりました。
御礼を申し上げます。
日本中の各市の美術館や、公共施設に春まで置いてありますので
どこかでお手にとって読んでいただけたら幸いです。
この冬号の表紙は、比佐の2004年の京都市美術館の尖展にて展示いたしました
日本画作品「街の記憶」(4枚連作中の一枚)となっています。
手前列4点作品/hisa miwo
無事に今年も、第18回「尖展」が開催され、2600人以上の沢山の来場者に観ていただく事が出来ました。
ご観覧の皆様には、感謝の気持ちで一杯です。
これからも、こつこつと精進して行きたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
いつもは桜の時期ですが、今年は新緑の頃となり
桜の時期よりは観光客も減り、いつもの京都らしい、たたずまいでした。
宿泊地の近所の神社、御所、時間が出来ると最後に必ず立ち寄る神社と、賀茂川。
昔住んでいた頃のなじみの場所、尖展に参加してから縁の出来た場所、、お世話になった縁のある場所
そういうところに少しでも寄る事ができれば、何故か心が満たされます。
いつも搬出が済み、福岡へ帰る前の一瞬に寄るのみですが、、。
今回も寄れて幸いでした。
又、沢山の懐かしい方達に会うことが出来て、充実した日々でした。
本当に、ありがとうございました。
花吹雪の頃
京都での春麗4人展をご観覧いただいた皆様、お忙しい中を、ありがとうございました。
お会いできた方にも、 不在期間中に来て下さりお会いできなかった方にも感謝を申し上げます。
最終日の日曜は、沢山のお客様でした。
「ぱるあーと」さんにも、お世話になり、ありがとうございました。
日曜日のみの在廊で、バタバタでの1泊ではありましたが
桜吹雪の中、月曜日には帰路に賀茂川へ立ち寄ることも出来て、とても気持ちの良い懐かしい時間でした。
サイクリング車で、賀茂川の土手沿いを走っていた頃を思い出します。
石田大成社の近く、お食事と呑み処の「かとう」が無くなっていて、とても残念でした。
京都も、良いお店がどんどん無くなっていきます。
福岡に戻ってからは、5/8(火)〜13(日)までの京都市美術館で開催されます「尖展」で出品する作品制作の続きに追われています。
美術館での発表用の大きな作品では、組み立て式にして分解し描いていますが、本当に梱包が大変で、
京都に、制作場所と作品の保管場所がもてれば良いのになと、この時期はいつも本気で思います。
遠方からだと時間に無駄が多い、交通費、運搬費にお金がかかりすぎる。
しかし教室の仕事や、家族のことを考えると京都に一年中ずっと住むわけにもいかないので、アトリエを借りるとなると、不在の間の家賃がもったいない話です。良い知恵があればよいのですが。
でも、いつか、実現出来れば、嬉しいことだなと思います。
今も制作中ですが、
制作に集中して描いていた時間、無理な姿勢で描いていたのか、左の肩と首が、がちがちになっていて、とても痛みます。まるで寝違えたような痛み。
時々、絵を描き続けられて、楽しそう幸せでいいですよね。と言葉を人から頂くことがあります。
確かに幸せであるかもしれませんが、楽しそうと言われると何か違うと感じます。
責任とプレッシャーと自分との戦い、体力と精神を酷使して、自分にとって、
まるで禊ぎのような制作期間となります。
大変孤独な作業であるのには間違いないです。
怖くもあります。
そして、自問自答する時でもあります。
今年も、どうぞご観覧、よろしくお願いいたします。